RIVER-WALK First Issue

 

代弁してくれるというのは、言い表せなかったその「なにか」の真ん中を貫いた心地よさと渇望した共感とが混ざり合い、強く優しい安堵にひたひたにされる時間だと思う。だからこその危険もあるが。

 

誰かのfacebookかtwitterだったか、その雑誌が刊行されたことを知った。

釣るだけじゃない、釣りの話。

 

はたして、代弁してくれているのか。

軽い期待は書店へと足を運ぶための原料となって、経験は自分が傷つかないためにその期待を制限する。

RIVER-WALK first Issue

RIVER-WALK First Issue 表紙
一回読んだ、それでは足りない。何度でも読み返さなければ。ちゃんと「なにか」を受け取るための間をおいてから。そうしたいと思った。

代弁されてはいない、私の偏狭な視野から悠々と超えていってくれたからだ。

斜め上の自分を恥じた。

 

内容を書くのは野暮でしょ?

 

アームチェア・フィッシャーマンという言葉は巨匠開高健から学んだ。静かなることを学べ、という和訳も。

渓流はまた来年、と待つ時間も悪くない。

 

心静かに手に取り、椅子でそっと熱を帯びたらいい。そんな良書。

RIVER-WALK First Issue 背表紙

 

 

藤井政幸

藤井政幸TailSwing運営代表

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渓流~海までどこでもスプーンを投げる。
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