ファーストコラム

 

本サイトのコラム募集の話しを聞き、正直、特にスプーンに拘った釣りをしている訳でもないので、かなり迷ったのだが、私のモットーである、「やってみなはれ!」精神が勝利し、いざ挑戦することに。

とは言っても、読書家でもなく、理科系出身につき、全く文学的能力のない私にほんとうに勤まるのかが心配であるが、できない事を悩むより、できることから始めよう。

まず、初回ということで、私の釣りにまつわる、生い立ちを簡単に紹介する。

私は、長崎県 西海市のとある海の綺麗な港町の出身で、物心つくころから、海の恩恵を受けている。幼少のころの、遊びといえば、海遊びがもっぱらであり、特に魚釣りがメインである。

海と花

当時は、まだ、ルアーなんぞは、みたことも、聞いたこともなく、フィッシングというファッション的な感覚はゼロであった。ブラックバスからはいったファッショナブルな世代の方々には今もなお劣等感を感じさせられてしまう。当時のスタイルは、まず、竹山に釣竿に適した竹を探しに行き、バッド部に節が多く、真直ぐな竹を見つけて、釣竿をこしらえ、道糸、ゴム管、浮き、鉛、サルカン、ハリス、そして針と仕掛けを作る。

釣りに行く前には、必ず餌採りが必須となる。キス釣り時には岩ゴカイを掘り、メジナ(地元ではクロイオ)釣り時にはフナ虫(アマメ)を採り、カサゴ(アラカブ)釣り時には、ヤドカリやミナを採取する。しかも、干潮時なので、釣りの前日は餌採りDAYとなるのである。餌採りも、狩猟嗜好がある私には面白いものであったがのだが、当時、ルアーなるものと廻り会えていたならと、いつも回想する。

中学の頃には、KISS,ディープパープル、LED ZEPPELIN、RAINBOWなどの洋楽にどっぷりはまり、釣りからは遠ざかってしまって、BANDとバイクにのめりこんでしまった。

大学時代より宮崎に移住し、JAZZ研に入部はしたものの、佐世保の映画館で観た「BIG WEDNESDAY」の強烈な影響力と宮崎の豊富な波により、たちまちサーファインに没頭してしまった。

サーフィン

サーフィンも毎日練習しても、プロにはなれないことを見極めてきたころ、JAZZ研の後輩が、渓流用のフライタックルを提供してくれて、私の潜在的釣り師の血がたちまち沸きあがったのである。

渓流の景色に魅了され、山女の美しさ、そしてタイイングの楽しさに完璧にノックダウン。

渓流に通いだしてからは、ルアー専門の友人との釣行で、ルアーの楽しさも教えてもらった。そんな中、昨年念願である尺ヤマメを、しかも連続2本、キャッチしてしまったのである。

尺山女2尾

目標としていたものが、完結されると渓流への執着心が次第に薄れてくるもの。そんな状況の矢先に、やはり、音楽仲間から、御池でレインボーをキャッチしたとの連絡を受けた、そう、次なる目標が瞬時に・・・未だ見ぬ「トラウト」か。

しばらくすると、もうその友人と、バックウオーターから湖畔にかけてのトラウト釣行を実施していた。レトロ感がなんともいえないスプーンでのトラウトフィッシングはまた、私を未知の世界へと誘うのである。

トラウトと呼べるサイズはでなかったものの、銀化した、かなり良いサイズのヤマメがスプーンにアタックしてくる。

静かな湖畔で、スプーンをキャストする音に驚き、無数の鴨の群れが一斉に飛び立つ。寒さに震える中、友人の入れてくれたコーヒーの温かさに感謝しつつ、トラウトフィッシングの魅力のプロローグとなった。

プロローグ

PS: GWは長崎の実家に帰省したが、やはり、スプーンを持参し、ボトムの根魚にアピールしてみせると、なんと鬼カサゴが豪快に食らい付いてついてきたのである。

時代はスプーンやな・・・。

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すぅじぃ

すぅじぃ

投稿者プロフィール

生まれ:1963年
メインターゲット:サクラマス
メインフィールド:耳川(宮崎県)
-メッセージ-
さまざまな釣りをこよなく愛し、人生のテーマを50オーバーのサクラマスに設定した歳の割には意外とアクティブなアングラー。

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